材料特性

上の図で解析するうえで重要なのはAの比例限度である。Aのところまでは線形解析ができるから。

Bの弾性限度はそれ以上になると塑性歪が発生し永久歪が残ることになるので設計の許容限度点として重要である。ただ、弾性限度というのはいったん引っ張った後、元に戻してみて永久歪が発生しているかを見なければならず、この点を材料試験で特定するのは困難である。その点、降伏点は力が抜ける点なのでわかりやすい。

また、A,B,C点は同じ付近にあるし、ほぼ線形とみなすこともできるので降伏応力を許容応力として設計することが多い(ほとんどである)。もちろん、解析の誤差、材料のばらつきなどもあるのである程度の安全率をとって設計するということもある。

投稿者: CAE通信教育

東京大学工学部卒 某大手重工メーカーで護衛艦とか気象観測船とかの官公庁の船舶の構造設計を主に行う。 その後、人工衛星の機構解析や打ち上げるときの振動、強度解析なども担当

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